未だに勘違いしている方も非常に多いのですが、
リスティング一部OKでリスティング条件が、商標・商品名・社名での出稿NGという案件を複合キーワードで出稿するのはNGです。
一昔前は「商標・商品名・社名での出稿NG」であれば、
「そのキーワードを完全一致で避ければ日本語の解釈的に問題ない。複合禁止とか関連するとか含むとか何も書いてないんだから商標・商品名・社名で広告が出なければルール守ってることになる。」
という考えから「複合禁止、関連する、含む」と書いてない「商標・商品名・社名での出稿NG」という条件表記の案件に関しては、複合キーワードで大々的に出稿しても何も問題ないと考えるのがアフィリエイターの間ではベーシックでした。
しかし、これは当時からアフィリエイター側の屁理屈的な解釈と広告主のリスティングに対しての知識不足からなる説明不足によって生まれていた、正解かどうか分からない判断だったというのが実際のところでした。
結局昔からこのような案件を良かれと思って複合キーワードで出稿しても
案件によってはリスティング違反だという注意を受ける事はあったんですね。
当時私も純粋にOKだと思って出稿してから複合キーワードの出稿は取り下げてくださいと注意を受けた経験があるため、「これは正式にOKされているわけではなさそう」と感じていました。
その後、A8.netには以下のように記載されるようになったのでダメだということが明らかに。
A8.netの商標複合キーワードについて
●商標キーワードのリスティング出稿について
NGキーワードとして指定されていない場合でも商標ワードは対象外キーワードにご登録をお願いします。
また、商標の判断にお困りの場合は、固有名詞での出稿はお控えください
●複合ワードでの入札について
複数のキーワードの組み合わせにNGキーワードを含めた入札はプログラムで指定されていない場合でも、原則禁止としています。
引用:http://support.a8.net/as/listing/
A8.netは商標のリスティングに否定的です。
「NGキーワードとして指定されていない場合でも商標ワードは対象外キーワードにご登録をお願いします。」
これだけ見るともはやリスティングOK案件も商品名ダメなのでは?
と思ってしまいますが、こちらではリスティングOK案件の出稿において何か指摘や注意をされたという事例は聞いていないので、リスティングOKに関しては好きなキーワードで出稿しても問題ないと捉えています。
しかし、リスティング一部OK案件の商標複合キーワード出稿については実際に注意されたという例が多々ありますので、記載されている通りA8.netでは禁止と捉えておくべきでしょう。
アフィBの商標複合キーワードについて
アフィBについてもリスティングの説明ページ内に記載があります。
1、リスティングの条件確認をお願いします。
・プロモーション詳細で、下記「リスティング一部OK」のアイコンがある場合は、一部NGキーワードを除き出稿可能です。
NGキーワードは、各プロモーション詳細で都度ご確認をお願い致します。NGキーワードを含めた複合キーワードでの出稿も、NGとなります。
尚、キーワードを入札していない場合でも、検索結果ページに表示されることがありますので、禁止されているNGキーワードは、「除外キーワード」への設定登録をお願いします。
引用:http://afblog.for-it.co.jp/?p=2437
上記の通りNGキーワード指定されている場合はそのキーワードの複合出稿に関してもNGとしています。
ちなみにライバル商品名で集客するという手法も有名ですがこれについても以下のように記載があります。
3、広告主様と同業種・競合他社様の商品・サービス名での出稿は、控えて下さい。
引用:http://afblog.for-it.co.jp/?p=2437
以前からライバル商品のネガティブキャンペーンになる訴求方法の場合、
各広告主からイメージダウンになるのでやめるように注意が入ることがありましたが、
アフィBではライバル商品のキーワードで自分の売りたい商品を案内するということに対しても否定的になっています。
ASPが提示する商標複合キーワードの扱い方
「商標・商品名・社名」の複合はOKというのはアフィリエイター都合の解釈であり、基本的に広告主側は望んでいない出稿キーワードの場合が極めて高いと考えます。
A8.netとアフィB以外の他ASPについてははっきりと複合キーワードについてのルールの記載は未だ何もない状態だったりするため、商標の複合キーワード出稿が許されるのか、禁止なのか、判断のつかないグレーな状況ではありますが、基本的にはNGだと認識しておいた方がいいでしょう。
「書いてないから」というのは事実ですが、それはあくまでアフィリエイター側の解釈だということを頭に入れておくべきです。
各ASPのリスティングルールについては検索エンジンで「ASP名 リスティング」で検索してみれば該当するページが大抵出てきますのでご確認ください。
リスティング一部OKの複合キーワードについてまとめ
未だにリスティング一部OKの商標複合キーワード出稿は正式にOKだと純粋に思っている方が多いですが、ご覧いただいた通り、基本的に複合キーワードもNGという認識が現状の真実ですので、現在商品名の複合キーワード出稿を良かれと思ってフルパワー取り組んでいる方はくれぐれもご注意ください。
特にA8.netとアフィBのようにしっかりと記載されている場合は、知らなかったからという言い訳も出来ません。
何がOKで何がNGなのか、理解した上でその案件をどのように取り組むのか考えていきましょう。
今回の話はメールマガジンの読者様より連絡をいただいて、メルマガ「PPCステップアップ通信」に登録して数日後にお送りしている商品名の複合キーワードについてのメールの内容が情報が古いままだった事に気が付き記事にしました。
(メルマガですが、リアルタイムでもたまにメールしますが基本的には各講座ステップメールなので定期的に確認しないと情報のズレが生じてしまいます^^;今回指摘いただいたメールは直しました)
ということで、もしもメールマガジン内で「これは違うのでは?」ということがあればそのメルマガに返信して頂けると幸いです。
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こんにちは。ランキングから来ました。リスティングの意味があまりよく分かっていなかったのでとても参考になる記事でした。ありがとうございました。
みにーさんこんにちはサイト管理人のジンです。参考になる記事とのコメントありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します^^